日本マナーマイスター学会の主な活動計画
1.日本マナーマイスター学会大会
- マナーコンクール大会開催
・ 会員による研究成果発表
・ 2016年11月11日 第4回大会を開催
・ 2015年12月 5日 第3回大会を開催
・ 2014年10月25日、26日 第2回大会を開催
・ 2013年11月 7日、 8日 第1回大会を開催
2.マナークラブ研究部会
大学・高校にマナークラブ研究会を設置し普及活動を行うとともに、マナーに悩む学生・生徒を仲間が手助けしてゆく。
- 大学生・高校生のマナー専任者の養成
各地区で提携しているNPO法人伝統和文化マナーマイスター協会より、各地区の専任講師を無償で派遣し、大学生・高校生(専任者)のマナー指導を行う。 - マナーサポート
専任指導を受けた学生・生徒から、他の学生・生徒に指導を行うことにより、学内にマナー学を普及させる。家庭におけるマナー教育が不足している昨今、就職などを前に自らのマナー不足に悩む学生が数多く存在する。部会にてマナー指導を受けた学生・生徒専任者が、教員と連携し、仲間を手助けする。現在、多くの大学で学生生活に悩む学生を仲間(ピア)が支援する「ピアサポート」が実施されている。いわば、ピアサポートのマナー版を実施。
- マナークラブ研究内容
ビジネス道、言葉遣い、お辞儀、挨拶、身だしなみなど
- 「学内コンクール大会」の実施
ビジネス道基本マナー(言葉遣い、お辞儀、挨拶、身だしなみなど)
学内コンクールで、意欲をもってビジネス道基本マナーを競うことにより、マナーがより定着する
- 学生専任者による地域コミュニティや地域幼稚園父兄母に対するマナー講座実習
- マナー検定実施(有料)
NPO法人伝統和文化マナーマイスター協会の協賛により実施。日本の礼儀作法や国際社会における礼儀に関わるマナー知識と技能を検定・認定する。初級・中級・上級とがあり、特に初級は社会における必須マナーを身につけることができるレベルで、社会人になるための準備として一般常識を学びたい学生に最適。就職活動の際、履歴書にも書ける資格である。
- マナー検定(有料)受験対策講座の実施
NPO法人伝統和文化マナーマイスター協会の協賛により実施。マナー検定資格取得に向けて、社会人としての基本・コミュニケーション力・応対のマナー・国際ビジネスマナーなどを培う。
3.マナークラブ研究部会の種類
- 日本のしきたり研究部会
日本のしきたり、礼儀作法の理論的体系化
・ 礼儀作法のしきたり
・ 衣紋道の文献研究
・ 二十四節気の移り変わり
・ 慶弔、冠婚葬祭のしきたり
・ 茶道、華道のしきたり
茶道、華道といった日本の伝統文化のしきたりも研究 - マナー・エチケット研究部会
・マナー学に関する国際的理論と実践の研究
・国際社会におけるマナー研究と体系化
- 武士道・騎士道研究部会
・ 日本武士道・西洋騎士道の文献研究および研究
・ 双方の体系化と現代プロトコールとの関連研究
新渡戸稲造が著した『武士道』により、
日本の武士道は世界に広く知られるようになった
代表的騎士物語のひとつ『トリスタンとイゾルデ』を描いた絵画。騎士道は中世ヨーロッパ文学の重要なテーマであった - ビジネスマナー道研究部会、プロトコール研究部会
礼儀作法とビジネスマナーとの関連研究
・現代ビジネス社会における「ビジネス道」のあり方
・「ビジネス道」とプロトコール
・若手研究者、若手実務者、諸外国の留学生に対する研究支援
- マナーを取り巻くインフラ研究部会、親子のマナー研究部会
・産官学一体となったマナー普及システムの研究提案
産業界、官公庁、学校がそれぞれ、マナー教育においてどういう役割を果たし、どのように連携してマナー教育を普及させてゆくべきか、研究する。
産官学連携フォーラムを開催し、マナー教育の普及を模索
学校でのマナー教育はもちろん、行政主導のマナー教室イベント、産業施設でのマナー教室イベントなど、産官学が連携し、マナーを学ぶ機会を増やしてゆく。
日々の食事の席など、親子の日常のなかにも学ぶべきマナーが多々ある。
親子のマナー教室のなかで、子供が身につけるべきマナーを伝授してゆく
4.地域ボランティア、企業へのインターンシップ
- 学内におけるマナークラブ参加者、マナー資格取得の学生をボランティアで地域の幼稚園、小学校に派遣し、父母への礼儀作法(マナー)講座実習を行う。
- 地域でのボランティア講座実習を経たマナー資格取得者を、有給インターンシップで企業に派遣。マナー資格取得者がどれだけ社会人として必要なマナーをすでに習得しているか、企業からの評価を得る。マナー資格取得者は、身につけたマナーがどれほど社会で役立つものかを実感、実際の社会で実践を積んでゆき、就職活動につなげる。
与えられた以上の仕事を目指すことが
社会人としてのマナー
電話の受け方、かけ方にも重要なマナーが多々ある
5.異文化マナーの理解・体験の推進
グローバル化が叫ばれる昨今、異文化マナーを理解し、実践できる力を身につけておく必要がある。
コミュニケーションのとり方の違い、レディーファースト、パーソナル・スペース、タブーやジェスチャーなど風俗・習慣の違いなどの理解を推進する。
グローバルに活躍してゆくためには、異文化マナーを理解し、身につけることが必要 |
6.普及活動
- ビジネス道・礼儀作法(マナー・エチケット)講座の実施
主催 日本マナーマイスター学会
協賛 NPO法人伝統和文化マナーマイスター協会
- 同じくマナー検定の実施(受験対策講座も合わせて実施)
- 日本マナー・エチケットコンクール大会の開催
留学生日本マナー・エチケットコンクール大会の開催
認定証および賞を授与する
① 賞
優秀賞
名誉総代賞(四条家)
名誉会長賞
会長賞
理事長賞
② 副賞
③ 協賛社
NPO法人伝統和文化マナーマイスター協会
京都さがの館
全日本教職員連盟(全日教連)
日本教育文化研究所(教文研)
7.学会誌 年1回発行
学会会員の研究発表と選ばれた論文によって編集される「学会誌」を発行。
投稿規定(PDF)
8.学会ニュース 年2回発行
学会の活動についての「ニュース」